スポーツジムでダンス系のフットネスプログラムを受けました。
ダンスというほど踊れていませんが、ダンスをした気になれるし、消費カロリーも多くなるし、貴重な経験でした。そのとき、ふと思いました。
ダンスをスポーツとして扱えばいいのか、芸術的な行動と扱えばいいのか。
ダンスなのかスポーツなのか微妙なものも世の中にはあります。
そんな種目について考察します。
そして、ダンス系のフィットネスプログラムで感じた脳の感覚についてご説明します。
ダンスに似ている微妙なスポーツ種目
シンクロナイズドスイミング(アーティスティックスイミング)、
アイスフィギュアスケート、
新体操(リズミックジムナスティクス)、
カポエイラ(ブラジル発祥の武術)
これらは、微妙なポジションにありますが、見ていてどれも楽しい種目です。
ダンスは音楽にあわせて動くスポーツ種目?
基本的に音楽に合わせて動くからこそ、ダンスっぽい動きになります。
でも、音楽なしでダンスっぽい動きをするものもあります。
パントマイム、サーカスの技、宙返り系の技、などなど。
ダンスとスポーツとを完全に分けることは、難しいようです。
ダンスに類似するスポーツは採点競技のみ?
スポーツとして扱われている種目(フィギュアスケートなど)は、採点方法がきっちり決まっていて、採点競技です。
でも、ダンスバトルは、得点というよりも、採点者の主観で決まることが多い催し事です。きっちりダンスとスポーツとを分けることは、難しいです。
音楽に合わせてカラダを動かすことの意味、意義
実際に自分のカラダを動かしてみると実感できます。
テンポに合わせてカラダを動かすことは、カラダと脳を同時に動かすことになるため、非常に高度な動作です。
難しい振り付けであればあきらめてしまいますが、かんたんな振り付けであれば、脳が活性化されます。
ダンスっぽい動きは、脳を活性化できるという点で、未来の予防医学として、非常に将来性があると信じています。
ダンスをして実際に脳に感じた効果
普段使っている脳とは全く違う、別の脳を使っている感覚があります。
右脳が活性化されている感覚でもあり、認知症の予防にもなると期待できます。
何よりも、大勢で同じ動きをすることは、楽しいと感じられます。
スポーツ的な観点では、難しいステップ技をマスターできれば、達成感を味わうことができます。
余暇という観点では、みんなといっしょになって同じ動きをすることで、幸せな感覚を得ることができます。
これら両方を同時に獲得できるため、ダンス的な動きは、人間が本来持っている優れた能力を引き出してくれるツールではないでしょうか。
女性は、ファッションも同時に楽しむことができ、男性は、運動による達成感を味わうこともできる。
こんな良いもの、なかなかないと思います。
ダンスの脳への効果を広めるための行事の広がり
市民ダンス講座が、様々な自治体で行われています。
講座となるダンスといえば、社交ダンス、エアロビ、タップダンスといったものが主でしたが、最近は、ストリートダンスも増えています。
小学校でもダンスが必修科目になるくらいですから。ご老人がヒップホップを踊っている NHKの番組を見たこともあります。
まとめ
健康を目指すには、寝たきりにならないための筋トレが必須になりつつある時代です。
もう少し動けるうちに、脳を活性化させる意味でも、ダンスの役割は、実は結構大きいと思います。