私は、仕事も遊びも割とガツガツしてしまう世代です。
しかし、それなりに年齢を重ね、ガツガツ感は少し減ってきました。
しかし、ガツガツしていた頃の感覚を脳は覚えています。
他人様を傷つけていたかもしれないけど、それなりに充実していた感覚です。
自分本位でチカラを入れっぱなし
そんなガツガツしたやり方は、時代にそぐわなくなりました。
実質的に世の中を動かしつつある30~40代の人たちは、そんなやり方を好みません。
イケイケどんどんという「プラス」だけを一生懸命進めたところで、物事はうまくいかないのです。
プラスだけでなくマイナスへの意識
「マイナス」のことも考えながら、バランス感覚が必要なのです。
肉体のことを考えてみます。
筋トレばっかりしていては、いずれカラダが悲鳴をあげます。
筋トレをするなら、ストレッチ、何もしない休息もセットです。
休ませて、調整して、初めて筋トレの効果が出てきます。
若い頃は一晩寝れば、成長ホルモンがすべて解決してくれたのですが、大人になったらそうはいきません。
食べ物を考えてみます。
肉や炭水化物を食べるとエネルギーが出てきますが、うまく消化しなければ意味がありません。
消化するには、ビタミンや腸内細菌のチカラも必要でしょう。
野菜や食物繊維を食べて初めて、肉や炭水化物の威力が発揮されます。
バランスを意識できる壮年、中年
「陽」と「陰」で例えられるように、世の中はバランスで成り立つことがほとんどです。
年齢を重ねて、そろそろ知恵もついた壮年、中年層です。
プラスとマイナスの、マイナスにも注目し、バランスを意識していくのが年の功なのかもしれません。