だれでも自分にとって得意なこと、不得意なことを自覚しています。
運動が苦手だけど文章を書くのが得意、音痴だけどダンスがうまい、など。
ひとにはいろんな能力がありますが、わかりやすい能力の一つに「絵をかける」という能力があります。
突然、「おじぎをしている人物の絵を描きなさい」といわれて、十分におじぎを表現できる人は、どれだけいるでしょうか。
ほとんどの人は、カラダが折れ曲がった「変な」絵を描いて終わるでしょう。
カラダのパーツを普段から観察して、動きを表現できなければ、絵にすることはできません。
そんな絵をやすやすと描いてしまう人も、一定数います。
いわゆる絵心のある人です。
なんであんなに簡単に絵を描いてしまうのでしょう。
自分自身が絵心を持っていないので、不思議でしょうがない。
カラダを横から見たときに、腕の根本がどこにあって、どのように伸びているのか。
お手本の人物写真でもない限り、それすら描けません。
日本のアニメは、決して絵のうまさだけで評価されているわけではありませんが、絵で表現するって、すごいことです。
姿や形を描きつつ、自分の「妄想」を表現する作業です。
これぞ「創作」というものですね。
絵のうまさなど、普段はあまり意識しないと思いますが、実はすごい能力なのです。
決して外見では判断できません。
絵で表現できる才能を持っていたら、どんなにいいでしょう。
自分の考えを、絵を使ってネット上で表現できるのですから。