知りたいと思った情報は、ネット検索すればどんどん調べることができますね。
その情報の正確さはともかく、ほぼ正確な内容であればすぐに知識として得ることができます。
便利な世の中ですね。
いろんなサービスに自分のメルアドやアカウントを登録してしまうと、どんどん情報が送られてきます。
好きな動画を一度でも見てしまうと、関連する動画がどんどん挙がってきますので、いつまでも見てしまいます。
どんだけ時間があっても足りません。
情報が簡単に手に入るのはよいのですが、入ってきた情報を完全に頭のなかに入れるほどのキャパがありません。
結局のところ、上っ面の情報だけを頭の片隅に置いて、なんとなくわかったような気になってしまいます。
それで問題ないのですが、自分で自覚していないと「勘違い」してしまいます。
大量の情報をチラ見したから、もうその内容はわかったという勘違いです。
人間の脳が急に進化するとは思えません。
頭に入る情報は限られています。
どのように頭に入れるかは、個人によって違うので、これがまさしく個人の「脳力」なのでしょう。
大量の情報があっても、うまくさばききれなければ、なんの意味もありません。
情報の引き出しをどこかに作っておく、という作業は必要でしょう。
また、引き出しがどのあたりにあるかを常に把握しておくこともできるでしょう。
その先、本質まで深く理解することは、難しいですね。
人間の脳は、けっこう時間をかけて考えないと、深い内容を理解できないようにできがっていると思います。
情報だけ集めて「できたような気になっている」のは、まさしく私であります。
資格試験の本を買ってそのまま放置したことが何度あったか。。。
大量の情報をどのようにうまくまとめるか、こんな能力がますます求められている時代なのかもしれません。