ChatGPTが話題になっていますが、ほとんどの人は「話題のニュース」として聞いているのではないでしょうか。
学生さんはさっそく使っているようですが、多くの人はChatGPTのアカウントを持っていないし、使ったこともないのでしょう。
中年以降の人にとってはハードルが高く、なんのことだかわかろうともしていない、かもしれません。
たしかに、わけがわからない。
こんな使い方ができるというニュースを見て、道具としては便利だし、使い方を誤ると大変なことが起こるという点は理解できました。
目に見えない、知らないところで次々と「何か」が変わって行く「気配」は感じています。
静かに進行していますが、実は産業革命が起こっているのではないでしょうか。
蒸気で動ける蒸気機関車が発明されて鉄道が走り始めた頃、
内燃機関(エンジン)ができて自動車が走り始めた頃、
馬車と並行して自動車が走っていた時代がきっとあったのでしょう。
このような混在状況は、まさに産業革命の最中のできごとです。
ふとChatGPTについて考えると、目に見えないところで産業革命が起こっているのかもしれません。
大半の人は気づかないけど、猛烈なスピードで何かが起こっているような気配を感じます。
文章の作成に時間がかからないという利点もありますが、
悪い情報を簡単に集められるというデメリットもありそうです。
それよりも、人間が文章作成に時間を使わなくなる状況は、人間の頭脳をどのように変えてしまうのでしょう。
考えれば考えるほど、未知の領域へ突き進んでいるようにも思います。
とはいえ、人間の頭脳は環境に適応するように出来上がっていますから、極端な方向へ進みそうなときに、緩衝するようなチカラははたらくのでしょう。
「産業革命中」といわれたら、ちょっとドキドキというか、不安というか、ワクワクというか、落ち着かない気分になりません?