世の中のしくみを変えなければいけない、みんな気づいています。
逆にいえば、今まではなぜうまくいっていたのか。
それを考えれば、大切なポイントも見えるかもしれません。
ズバリ、戦後の日本は人口が増えていく状況だったから成長できた、かもしれません。
技術革新だ、景気対策だ、、、という経済関連用語をみかけますが、実行するのはあくまでも人間です。
近隣の大国で経済規模が拡大し続けている要因は、人間の質というよりも、人の多さが大きく関係しています。
人が多ければ、経済活動を拡大させ続けることが可能です。
一方、人口が減っていく状況では、よっぽどの工夫をしない限り経済規模を拡大していくことはできません。
経済成長している国は、まず間違いなく人口が増えている国です。
あるいは、人口があまり減っていない国です。
今の日本はどうでしょう。
確実に、今後人口がどんどん減っていきます。
少子化対策が失敗に終わったため、とりあえず人口を維持するためには、外国人労働者を積極的に採用することになります。
アメリカのように新しい産業で経済を成長できる自信があるなら別ですが、なぜ人口を維持するような政策を推し進めないのでしょうか。
人口が減っていくと、経済、防衛、スポーツなど、すべての分野で規模が縮小していくのが目に見えています。
女性が子供を産める年数って、思ったほど長くないですよ。
大昔のように、産めよ増やせよなんて政策はできません。
長期的な視点できちんと税金を使って政策を進めるしかないでしょう。
生まれてきた子供に税金をつぎ込み、りっぱな大人に育ってもらいましょう。
男性国家議員が子供を産んで育てることの意義に気づくかどうか、実感できるかどうかで、少子化対策は変わると思います。