新型コロナウイルスで世界中が大変なことになっています。
テレビでは、新型コロナウイルスによる致死率は、けっこう低いと説明されているにも関わらず、やはり感染するのは怖いというのが正直な気持ち。
人間も生き物ですから、自分の命の危機を感じてしまうと、なんとか対処しようとするのは、ある意味仕方のないことです。
ウイルスによって暴露された人間の不安感
でも、命と直接関係ないところで、変な現象も起こっています。
消毒用のエタノールが品切れになるのは一応理解できるものの、なぜかトイレットペーパーが品切れになり。
日本だけかと思ったら、世界中で似たような現象が起こっています。人間の不安感がこんな形で暴露されるとは。。。
昔なら口コミでデマが広がったのでしょうが、今や、良い情報も悪い情報も、すべて世界中に広まります。
情報が伝わる道具が発達したのに、人間があまり変わっていなければ、ややこしい現象が、より増幅されて瞬時に伝わってしまうように思います。
21世紀にもなれば文明のチカラによって、感染症くらい短期間でおさまってしまうのではないかという期待通りにはなっていません。
むしろ二次的な不安感によって、困った現象があちこちで起こっています。
不安感が生み出す混乱
世界の経済がたいへん混乱しています。
株価の動き、為替の動きを見ていると、しょせんは人間の心理で動くものなのだなと思います。
なにかの不安感が与えられると、経済は瞬時に反応して、ある方向へ進んでいくようです。
経済の専門家ではありませんが、経済は心理学で考えたほうがいいのではないかと思うほどです。
不安感を引き起こすウイルスはさらなる影響力を持つ?
話題が変わりますが、生物の進化にウイルスが深く関係している可能性がある、という話を聞いたことがあります。
体内に入り込んで悪さをするウイルスですから、太古の昔、生物の突然変異もウイルスが引き起こしているかもしれないそうです。
今回のウイスル騒動はどうでしょう。
もともとはウイルス自体の変異によって、人間に感染するようになったのですが、感染を繰り返して世界中に広まったウイルスは、人間の社会にも突然変異を起こしてしまいそうな予感がします。不安感だけでなく、さらなる影響を世界に及ぼしそうです。
少なくとも、日本の働き方改革を後押ししたのは、間違いないのでしょう。
これをきっかけに、何かがガラリと変わる予感がします。
ともあれ、生物ではないウイルスにふりまわされて、ウイルスにまんまとやられているのは、人間のカラダだけではなく、ココロかもしれません。
ウイルスって、生物をかき回す影響力を持っているのですね。今回の騒動でほんとうにそう思います。