コロナ禍で部屋にいる時間が長くなり、たまには部屋の掃除でもしようかと思い立ちます。
たしかに、長年ほったらかしにしていたものが、けっこう放置されているのです。
特に気になったのは、棚にあるもの。
本に注目してみると、時代の移り変わりを感じてしまいました。
・CD-ROMが付録の英語辞書
今や、ネットの英語辞書で事足ります。もはや不要かもしれません。
・国語辞典
これも、ネット検索で解決してしまっています。知らない言葉は、ネット検索で調べるクセが付いてしまっています。
・単行本や雑誌
情報収集、知識の宝庫、のつもりで過去に購入した本がけっこうあります。
過去の自分がどんな情報を欲しがっていたか、思い返すには良いのですが、今やこの類の本は、ほとんど電子書籍で購入しています。
購入までしなくても、ネット上で検索すれば、知識を得ることは簡単です。
一方で、全集もの(まんがでわかる日本歴史全集など)は、このまま置いておこうかな、と思ってしまいます。
コレクション癖がそうさせます。
・過去のコレクションのデジタル化
本棚にある本をすべて処分したら、どんなにすっきりするでしょう、と思う一方で、本をデジタル化して保存しておきたい思いもあります。
一時期、「本の自炊」といって、本をデジタル化して保存しておくことが話題になりました。
捨てるのがもったいないので、そうしたい気持ちはあるのですが、時間を取られてしまいます。
過去に購入した本は、情報のストックでもありますが、過去の思い出でもあります。
よくあることですが、部屋の掃除を始めようとしたら、思い出にひたってしまい、結局なにも進みませんでした(笑い)。