筋トレがあたりまえの世の中になってきました。
ボディメイクのためではなく、年齢を重ねると筋力が落ちて動けなくなるので、意識して筋トレしないといけません。
そうしないと、サルコペニアという状態になって、生活がほんとうにつらくなります。
高齢者ほど筋トレしないといけないようです。
便利な世の中ですから、意識して動かさないとドンドン体の筋力が落ちてしまうのです。
筋トレが大切なのは理解したのですが、実はセットで実行しないといけないのが「ストレッチ」です。
筋肉に負荷を与えると、筋肉はなんとか応えようとがんばってくれるのですが、一方でガチガチに緊張しています。
ほぐしてあげないと、筋肉が硬直しがちです。
なので、筋トレしたならストレッチもマストなのです。
では、ストレッチは、筋トレとセットでしか実行しなくてもよいのかというと、実はストレッチだけでも、もっとすごい効果があるようです。
最近のテレビ番組で見たのですが、高血圧にもストレッチが効くのだそうです。
血管の壁も筋肉でできているそうで、ストレッチをすることで血管に刺激を与えることができるのです。
ストレッチの引き伸ばし力が血管に伝わると、その後、ストレッチをやめたときにNO(一酸化窒素)という物質が出てくるのだとか。
これによって、血管が柔軟になり、硬くなりかけた血管が柔らかくなって、結果として高血圧が改善されるそうです。
すごくないですか?
薬で血圧を下げなくても、毎日ストレッチするだけで血圧が下がるなら、こんないいことはありません。
1点注意点がありました。
ストレッチをしてから、30秒間じっとする必要があるそうです。
意外とできませんね。
次から次へとストレッチしてしまいます。
30秒間待たないと、一酸化窒素がうまく出てこないのだとか。
ストレッチというと、肩こりや腰痛の予防のために行うものだと思い込んでいましたが、まさか血圧にも影響するとは、びっくりです。
カラダの大きめの筋肉、例えば、太もも、お尻などの筋肉をストレッチすればいいようです。
もし、やみくもに筋トレ+ストレッチを行うのではなく、上述したようなコツを意識して継続的に実行したら、もしかして病気になんてならないのでは?と思ってしまいます。
やはり、筋トレとストレッチは、セットで継続的に実行する「習慣」にするべきですね。