かなり逆説的ですが、自分の最後を意識すると、今の生活をがんばれませんか。
あと数十年で自分が消えてしまうという意識があれば、やっておきたいことに向かってがんばれるような気がします。
性格によるのかもしれません。
できるだけ楽して暮らしたいと思っている人にとっては、生きていること自体が苦しいかもしれませんからね。
でも、おそらくほとんどの人は、普段の生活で何かと楽しみを見つけて暮らしているハズです。
もちろんお金の都合があって、思うようにできないことだってたくさんあるでしょう。
しかし、お金がさほどなくてもできることは、いろいろとあります。
多くの人はお金にかかわらずほとんどのことをやってのけています。
毎日食事をして、学校や仕事にでかけて、家庭を持って、お風呂に入って、寝て、、、
そして、ときどき趣味を楽しんで。
このような当たり前の生活のなかで、やりたいことは人によって様々です。
どうしても仕事で成功したい人、仕事よりも趣味を極めたい人、いろいろです。
一人の人生のなかでできることは限られています。
時間も限られていますし、地理的な環境も限定されています。もちろんお金も。
40歳、50歳くらいになると、あと数十年は生きていけると思いつつ、意外と人生短いかも、、、と思えるようになってきます。
このように人生の終わりが近づいてくると、生きているうちにやりたいことが自然と頭のなかに出てくるかもしれません。
これって、結局、自分の最後を意識しているからこそできる思考です。
70歳くらいまではカラダも動いてくれるでしょう。
それまでに、これと、あれと、それと、、、、やっていきたいことはありません?
だって、どうせ数十年後には消えてしまうのです。
自分のカラダが動かなくなったとしても、あれも楽しかった、これも楽しかった、とニヤニヤできる状態って理想的。
株価のチャートと同じで、人生波あり谷ありです。
いいことばかりではありません。
なので、まだポンコツになる前のエネルギーがあるうちに、リアルを充実させることに注力した方がよいという結論に至りました。
皆さんはどうですか。