暗闇は人間にとって恐ろしい存在です。
まだ、人間が野原で暮らしていた太古の昔、暗闇から肉食獣が現れたら捕食されるしかありません。
暗闇を恐れるのは、恐怖心が原因です。
視野がなくなると、周囲の状況を確認できなくなるため恐怖や不安が生じます。
でも、暗闇があるからこそ想像力をかき立てられます。
幽霊のはなし、妖怪のはなしなど、暗闇がなかったら創造されてません。

街中に住んでいると街灯が多いため夜でも明るい環境があたりまえですが、田舎に住んでいたら暗闇が通常の暮らしにあります。
もしかしたら、暗闇のある生活の方が脳に良いかも。
暗闇に遭遇すると脳は「見えないもの」を生み出します。
「見えないもの」は脳が作り出すものです。恐怖や不安を引き起こす元です。
見えない状態になると、臭いや音に敏感なや製造物でもない限りすべてを予測で補うしかなくなります。
恐怖を引き起こします。
身の回りに起こる危険を察知するための能力です。
なので、暗闇には創造力を刺激する力もありそうです。
妖怪が出てくるマンガは、創造性そのものです。
視覚が制限されると、他の感覚が研ぎ澄まされて、その空白を埋めるためにさまざまなストーリーやイメージを脳が勝手に作ります。
無意識に、暗闇は「あちらの世界」への入り口を感じさせてくれます。
妄想力を引き上げてくれます。
視点を変えると、夜という暗闇があることを前提にして人間は進化してきたハズです。
昼夜のサイクルが生活リズムに大きな影響を与えていますから、暗闇は休息と回復の時間そのものです。
夜の暗闇は、カラダの修復や精神の安定に必要不可欠なのでしょう。
明るい環境が続くと、エンジンを動かし続けるわけですから、睡眠の質が低下し、ストレスや不安が増大します。
一日のなかで暗闇の中で過ごす時間は、心身のバランスを保つ重要な時間です。
暗闇は単なる恐怖ではなく、創造性を刺激してくれる大切な空間、時間なのでしょう。
視覚が制限されると、自然と聴覚や嗅覚に頼ることになりますから、周囲の世界を違う感覚で感じることができます。
内面的な世界に目を向けるきっかけにもなります。
暗闇の中で、恐れだけでなく、洞察、創造力、エネルギーも生じるハズです。
なので、明るい街だけを求めるのではなく、田舎暮らしの夜のように暗闇も必要と考えるべきです。
暗闇に潜む可能性に気づけるかどうかです。
というわけで、幼少期を暗闇のなかで育った自分自身を肯定したい理屈を述べてみました。
ちゃんちゃん。